昨年はリシャール・ルデュさんのトークショーに、きちんと応募して行ってみましたが、
自由に立ち見で傍聴できるので、今年は特に応募はせずに、立ち見をすることにしました。

伊勢丹などのセミナーとは違って、あくまでトークショーなので、
技術的に踏み込んだ話などはあまりなかったですが、
それでも興味深いお話を聞くことが出来てよかったです。
お話の内容は、だいたい以下の通り…記憶の限りなので、誤りもあるかもしれません。
・札幌には2008年以来3年ぶりの来訪で、雪まつりの雪像や彫刻は、
ショコラティエの物作りの仕事と共通するものがあり、見るのを楽しみにしている。
・自分はアルザスの小さな村に工房を構えており、パリなどの都市から出店の誘いもあるが、
地元の四季のはっきりした気候や環境を愛していて、それは考えられない。
店舗は最寄りの駅からかなりの距離があるが、自転車で買いに来てくれた日本人もいて、
とても感謝している。
・日本人は職人の技術を評価してくれる価値観を持っていて、伝統も大事にしてくれるので、
大好きである。
…と言うようなことをお話しされていました。
もう少し色々な事を話していたと思いますが、私の記憶力ではここまでです(汗)
また途中から、フェルベールさんのもとで修業をされ、
現在は真狩村でコンフィチュールを作っている鈴木方子さんも参加されていました。
鈴木さんのお店、
ラ・ベル・コンフィチュール・マサコのコンフィチュールは、
確か
ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルドで見かけたと思ったので、
もし販売していれば、次回訪問時に買ってみたいと思います。
トークショーは立ち見でも十分良かったですが、
応募の参加者には試食が配られ、やっぱりきちんと応募しようかな…と思いました。
トークショーの後、ブースにはフェルベールさんご自身がいらっしゃって、
購入者にはサインやイラスト(!)まで書いてくれました。
私も先日の伊勢丹ではとうとうお声をかけられなかったので、
この機会こそはと思って、エヴァンさんとのコラボのコンフィチュールを買ってみました。



昨年もほぼ同じものを買ったような気がしますが、恐らくレシピ等はその都度異なるのだと思います。
今年は価格もやや控えめでした(汗)
サインとイラストはこんな感じです。



混雑と気後れ(汗)で、一緒に写真等は撮ることができなかったですが、
握手までしていただいて、とても嬉しかったです。
トークショーは、2月7日・8日はエヴァンさん、8日にはアオキさんが予定されていますが、
平日昼のものはちょっと無理そうで残念です…アオキさんの夕方の回に、もし行ければ行ってみたいですね。
(アオキさんとエヴァンさんの日程が逆ならば…とは、思ってもいないですよ・汗)
さて、順序が逆になりましたが、トークショーが始まるまでは、
ショコラカフェに再訪していたのでした。

食べたものは、
ジャン=ポール・エヴァン「ブラジル」、ピエール・エルメ「アンフィニマン・ヴァニーユ」

ブラジル産のピュアなカカオを使ったショコラノワールのガナッシュです。
コーティングもショコラノワールです。(ジャン=ポール・エヴァン)
パプアニューギニア産、タヒチ産、マダガスカル産の3種のバニラ入りガナッシュを
ショコラノワールでコーティングしました(ピエール・エルメ)
アンリ・ルルー「プラリネ・アランシエンヌ」、クリスティーヌ・フェルベール「KYOTO」

「昔ながら」という意味のアランシエンヌ。伝統的なプラリネのチョコレートです。(アンリ・ルルー)
ガナッシュと柚子パウダーで香りをつけ、キャラメリゼした白胡椒のボンボン。(クリスティーヌ・フェルベール)
説明は全てメニュー表から引用です。今回はより定番寄りの方々になりました。
やっぱりエルメのアンフィニマンヴァニーユはとても好みです。チョコと合わせても、風味がいいですね。
またフェルベールさんのKYOTOは、トークショーの試食で出ていたものと思います。
ドリンクはまた紅茶にしました。

ショコラカフェ内の、ショコラティエの方々のサイン色紙
エヴァンさん

フェルベールさん

エルメさん

ジロットさん

基本的には3年ほど前?に書いてもらったものをそのまま展示しているようですが、
今回初出店のユーゴ&ヴィクトールのシルヴァン・ブラン、ユーグ・ブジェ各氏のものもあったので、
追加されることもあるようです。

さて、ブースにもちょっと寄ってみましたが、さすがにインポート物の品切れも出ているようでした。
ざっと見た範囲でめぼしいものは、
ユーゴ&ヴィクトールはカルネ・サブールが品切れ、
フランク・ケストナーはカヌレ、ショコラギモーヴのみあり、
ジャン=シャルル・ロシューは全て品切れ、
フィリップ・ベルはほとんど品切れでキャラメルペーストのみあり、
というところでしょうか。
ベー・ドゥ・リヨンはタブレットもパレドールも在庫あり、
ファブリス・ジロットはアソートのみ品切れで、
アクアカオやクルール・ド・ブルゴーニュ、アンスピラシオン・ジャポンも残っていました。
その他アルノー・ラエール、フランク・フレッソン、
クリスチャン・カンプリニなども、取り扱いが少ないながら在庫ありのようでした。
ちなみにカンプリニさんは、個人的にマンダリンカードが気になっていましたが、
丸井さんでは取り扱いなしでした。
あまり詳しくチェックできませんでしたが、期間中また訪問してみたいと思います。