欧州料理のブッフェですが、更に週替わりのテーマがあり、
以下の通りとなっています。この日は「フランス」でした。
6月 6日(日)フランス
6月13日(日)スペイン
6月20日(日)イタリア
6月27日(日)コンチネンタル(ヨーロッパ大陸)
ブッフェ台の様子




















食べたもの
実演ローストビーフ



実演ローストポーク


どちらも焼き加減のよいもので、気に入りました。
今となってはオーソドックスと言っていいですが、
目玉として充分な質を保っていると思います。
以下は通常のブッフェ台の料理です。
赤字はフェアメニューで、フランスの各地方の特色のある料理だそうです。ヒレポークソテーポテトとマロンのセヴェーヌ風(?)、鶏股肉のソテー狩人風、
シーフードグラタン地中海風、
メバルのポワレベーコンとレモンのグルノーブル風、
時鮭のムニエルマカデミアナッツの味わい白ワインバターソース
牛頬肉の赤ワイン煮込みブルゴーニュ風、ポテトの入ったラングドック地方のブイヤベース
肉や魚料理は、ブッフェ台に並ぶものとしてはなかなか上質で、
味わいも考えられていると思います。
ヒレポークソテーは、メニュー表を見て書き出しましたが、
実際はハンバーグのような料理で、別のものかもしれません。
海老のパプリカ風味ピラフ、鶏股肉のクリーム煮ヌードル添え
ハムとマッシュルームのクリームソースヌードル

米料理、パスタ等も揃っています。
パスタは平打ちのものを使うことで「ゴワゴワ感」を緩和しているようです。
順番が前後しますが、事前にオードブルの盛り合わせが運ばれてきます。
イシモチのハーブドレッシングマリネ、鴨胸肉のスモークとピックルス、
マカデミアナッツとシーベリーのカマンベールチーズ

これはブッフェ台にはなく、一人一品限りです。
カマンベールは好みの味わいだったので、
これをブッフェに出してくれたら嬉しかったです(汗)
ブッフェ台の前菜は次のような感じでした。
サーモンとオニオン、ケッパーのドレッシングマリネトマトの香り、
ポテトとツナのニース風、シーザーサラダ

他にフランスパンのオープンサンドもありました。
料理は全体にやや古風なイメージですが、丁寧なつくりだと思います。
さて、もうひとつの「メイン」である、デザートについては…
ルバーブのパンプティングパイ、ハスカップジャムとシャドークインのタルト、
ビスキュイショコラのミルフィーユ、イチゴのティラミス

イチゴショート、フロマージュブラン、パリブレスト

ピスタチオのクリームブリュレ、パイナップルゼリーとリンゴのムース

イチゴショートとパリブレスト以外は全て今回の創作デザートだそうで、
アンケートで1位を決定するとのことでした。
1位になったデザートを選んだ人には、抽選でプレゼントがあるそうです。
今回は「ランチ&スイーツブッフェ」と銘打っており、
デザートも大事な「メイン」だと思いますが、正直に言って、
そこまでの上質さ、見た目の華やかさは感じませんでした。
ただし基本的にホテルメイドで、作りは丁寧だし、
ブッフェに並ぶデザートとしては上質なものだと思います。
特にイチゴのティラミスはムースが滑らかで、
これは店売りに比肩可能だと思います。
チョコレートファウンテンもありました。


個人的にはアイスや焼菓子があると嬉しいですね。
ドリンクはウーロン茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、
下川町のトマトジュースに、ホットコーヒー・紅茶がありました。

全体に、ローストビーフも含めて特出したものはない、という印象ですが、
お座なりな料理はないし、料金相応の満足感は感じられました。
特別な満足感がなかったのは、
ごく個人的に「スイーツブッフェ」を謳うからには、
デザートがもっと充実していると思っていたので、
そのあたりの期待が外れたせいもあると思います。
個人的な希望を言えば、食事メニューは軽食程度でいいので、
店売りレベルのデザートブッフェを実施して欲しいですね。
今回と同じくらいの価格帯であれば、
かなり上質な内容を期待できるんじゃないかと思います。
恐らくは今後も何らかの形で企画がされると思うので、
いずれはそんなブッフェもお願いしたいですね。
店内の様子は、やや高価であり、あまり認知度が高くないためか、
ピーク時でも7割程度の入りで、特に混雑は感じませんでした。
昨年のごった返すような混雑とは全く異なる環境で、
ゆったり過ごせるのはとてもよかったです。
ちなみに「要予約」とありますが、
席の埋まり具合によっては、飛び入り訪問も可能と思います。