サントノレ・カラメル・トンカ・ヴァニラ(500円)

「アーモンドタルト、あめがけしたプチシュー、
桜のような香りのトンカ豆とタヒチバニラのキャラメルクリーム」
カリカリのプチシューに、オレンジがかったきれいな色合いのパティシエール、
しっとりした台座のダマンド、滑らかなキャラメルクリームと、
それぞれのパーツだけで味わっても味わいのよさが伝わってきます。
そしてそれをひとつにまとめ上げるバランス感覚もさすがですね。
北海道さつまいもコーヒータルト(400円)

「北海道は由仁町のさつまいものクリーム、東川町ヨシノリコーヒーのタルト、
さつまいもとコーヒーのマリアージュ」

いわゆるスイートポテトのようですが、
さつまいものクリームは滑らかで、シンプルな素材の味わいを活かしながら、
上澄み部分を汲み取ったような、すっきり澄んだ味わいがよかったです。
コーヒーが染み出そうなくらい、風味をしっかり効かせた台座のタルトとの一体感もさすがです。
オペラ・プランタン(500円)

「ラズベリーと北海道アルバローズのムースリーヌ、ルビーチョコのガナッシュ、
ビスキュイジョコンドにライチ風味のシロップ」
こちらは以前に食べたことがありますが、酸味とバタークリームの相性のよさが伝わってきますね。
ラズベリーとローズとライチの組み合わせは、もはや普遍性を獲得しているようですね。
シャロン(450円)

「オレンジフレーバーをまとわせたフランス・ヴァローナ社ジヴァラ・ラクテの滑らかなクリーム、
イタリア産ヘーゼルナッツのダクワーズ、オレンジピールを混ぜ込んだクランキーチョコ」
比較的シンプル(といえる)チョコレートケーキのようですが、
シンプルな味わいを伝えるためには素材のよさと、
それをまとめる技術が必要ということがよくわかりますね。
オレンジのふわっと香る風味が印象に残りました。
メロンパン(216円)

「食パン生地にアーモンドクッキーをのせてカリカリに焼き上げたシンプルなメロンパン」
いわゆる「菓子パン」も買いました。
メロンパンというとどうしても表面のクッキー生地に気を取られがちですが、
パン生地そのものもしっとりしながら密集感があって、とても印象的でした。

サクサクのクッキー生地も、もちろんとても味わいのよいものです。
ショーケースも撮らせてもらいました。











冬の間は、中心部以外にはどうしても出不精になってしまいますが、
そろそろ暖かくなってきたので、またできるだけ再訪してみたいと思います。