Patisserie Hiroya Minamisawa(パティスリーヒロヤミナミサワ)にて。
 西荻窪にあるパティスリーです。 およそ2年半ほど前、2016年の10月オープンとのことです。
シェフはまだ比較的お若い方のようですが、和菓子職人の経歴もあり、 また渡仏経験もあるとのことで、経験豊富な方のようですね。   ミルフィーユ(550円)  「マダガスカルバニラの特製カスタードクリーム。手織りのパイ生地は自信作です!」 こちらは新作とのことでした。 ザクザクしながら軽い歯触りも感じられる、絶妙な食感のフィユタージュがいいですね。 「炊いた」感じのある、もったりしたパティシエールもよかったです。 そして何より、フルーツやその他食材を加えない、シンプルな構成が好みのタイプです。 フレジエ(590円)  「ピスタチオのムースリーヌクリームにフレッシュ苺」 ムースリーヌの厚みに、まず軽い驚きがありました。 それでいて「くどさ」は感じずに、苺の酸味も相まって、 爽やかでさっぱりした味わいがよかったです。 モンブラン(550円)  「スイス産洋梨ピュレとフランス産洋梨ペーストをブレンドしたマロンクリーム。 餡のような優しい味わい」  予備知識なく食べたので、恥ずかしながら洋梨の味わいは感じ取れなかったのですが、 こちらも「くどさ」のない味わいがいいですね。 さっくりしたシンプルなメレンゲもよく合っていました。 外観から想像する重厚、濃厚さよりは、いい意味での軽さを持った味わいです。 和菓子の修行経歴とも関連しているのでしょうかね? もちろんベースには濃厚さがあるのですが、絶妙なバランス感で、 「くどさ」を感じない仕上がりになっていると思いました。 ショーケースの様子も撮らせてもらいました。        店内は2人入るのがやっと、くらいのスペースで、 ショーケースもややこぢんまりとしていますが、他にも気になるものがありますね。 予約制のサヴァランがスペシャリテとのことで、いずれ買ってみたいと思います。  |