2月21日(水)~3月6日(火)まで「とちおとめフェア」とのことで、利用してみました。

パティシェリアに出店店舗のうち、4店舗がとちおとめを使ったプチガトーを提供しています。
このフェアを開始してから最初に訪問したときは、まず下記の2種を販売中でした。
ノリエット「エオクレールフレーズ」(540円)

「とちおとめと相性の良いピスタチオのムースリーヌを、
サブレをのせて焼いたエクレール生地で挟みました」

ザクザクのクッキーシューがとてもいいですね。
ピスタチオの風味豊かなムースリーヌは、
それだけを食べたくなるような味わいのよいもので、
苺の酸味とシュー生地をうまくひとつにまとめていると思います。
タダシヤナギ「とちおとめ丸ごとショートケーキ」(540円)

「とちおとめを贅沢に使用した、とろけるような食感のショートケーキ。
スポンジにキルシュ風味のシロップを使用しています」

こちらはシンプルな苺のショートケーキです。
生クリームの自然な風味がとてもいいですね。
全体に馴染んだ、しっとりした食感もよかったです。
この日はラヴィドゥースも出品予定のはずでしたが、
交通事情のため午後くらいからの出品になるとのことで、
このときはまだ入荷していなくて残念でした。
その後、夕方頃に再訪してみると、ラヴィドゥースのプチガトーも入荷済だったので、
つい買ってしまいました。こちらは都合でテイクアウトです。


パティスリー ラ・ヴィ・ドゥース「パリブレスト」(497円)

「サクサクのシュー皮で甘酸っぱい苺、
キルシュを加えたピスタチオのムースリーヌを挟みました」

シュー生地は、最中のようなさっくりした食感です。
ムースリーヌはこちらも濃厚で、ピスタチオの風味がしっかり感じられました。
そして…また別の日に、残るヴォワザンのプチガトーも食べに行きました。

パティスリーヴォワザン「タルトフレーズピスターシュ」(500円)

「パリパリとした生地のタルトの中に苺のコンポートを詰めて焼き上げ、
ピスタチオのカスタードクリームとフレッシュな苺で仕上げました」

台座はパリパリのフィロ生地としっとりしたダマンドで、苺との相性もよかったです。
カスタードクリームはピスタチオの風味豊かで、独特の「コク」が非常に印象的でした。
そしてこれは「とちおとめ」のフェアメニューではないのですが、
同じヴォワザンから、イチゴのショートケーキを選んでみました。
フレーズ(540円)

「しっとりとしたスポンジと軽い口当たりの生クリームの苺のショートケーキ」
苺の品種は未確認です。
上記のタダシヤナギよりもさらにシンプルな、いわゆる昔ながらの日本の洋菓子を髣髴させる味わいです。
こちらのお店のイメージとはやや異なる気もするのですが、そもそも「ヴォワザン」という店名は、
幅広い親しみやすさもイメージさせるものですね。
ちなみに、イートイン時にオーダーしたドリンクも載せておきます。

画像ではわかりにくい普通の紅茶ですが、茶葉にこだわった季節の紅茶だそうです。


というわけで、フェアメニュー4品+もう1品、すべて苺を使ったプチガトーを食べてみました。
それぞれに苺へのアプローチの仕方や、お店のカラーが伺える、興味深いフェアだと思います。
様々な店舗が出品している、パティシェリアならではの企画ですね。
今後も様々な店舗が参加するフェアなども期待してみたいと思います。