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札幌のバイキングと甘味を食べ歩きます。

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Author:shuw0

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Un petit paquet


Un petit paquet
(アン・プチ・パケ)にて。

初めてお店に行ってみました。

このところは上京時にあまり遠隔地に足を運ぶ機会が少なくなっていたので、
こちらのお店にも、もう行くことはできないだろうと思っていたのですが、
やっと訪問することができました。やはり機会は自分で作るものですね。

ちなみにかなり以前に、たまプラーザにあった支店(すでに閉店)で焼菓子を買ったことがありますが、
本店には初訪問です。

田園都市線江田駅から徒歩15分程度の場所ですが、
この日は台風の近づく大変な悪天で、お店に行くにはちょっとだけ苦労しました。



店内ではイートインのテーブル上の撮影は可能とのことです。

ショーケースも撮影は可能とのことですが、ネットでの公開は不可とのことで、
他の客もいたので撮影自体しませんでした。

価格はすべて税別表示です。

コケット(480円)

「オレンジ風味の生地に、ホワイトチョコレートのムース、フランボワーズのクリーム、
赤い実のジャムを合わせました」

新作表示がありました。
ホワイトチョコとベリーの、私の好みの組み合わせです。
絶妙なバランス感の、一体感のある味わいはさすがですね。
比較的シンプルと言える組み合わせに、却ってシェフの力量が感じられると思います。

ラルク・ア・シェル(450円)

「ピスタチオのダックワーズに、ピスタチオのマジパン、フランボワーズのクレーム・オ・ブール、
杏のコンフィを重ねました」

様々な彩りで、虹を表現しているようですね。
こちらは上記のシンプルさとはまた方向の違う、やや組み合わせの複雑な味わいです。
いわゆるフレッシュタイプのプチガトーですが、ややドゥミセック的な構成にも感じさせます。
マジパン自体が濃厚さを加えていますが、それにピスタチオを使うことで、
さらに濃厚さを増しているように思いました。

以下は同行者の選択です。

ショコラ・フリュイテ(460円)

「チョコレートムースの中に、フランボワーズ、ブラックベリーを入れ、
ベリーを飾って仕上げました」

こちらは冒頭のコケット同様、ストレートな組み合わせです。
ショコラの風味やムースの滑らかな食感もじっくり感じられました。

ババ(460円)

「ラム酒を効かせたオレンジ・レモン・バニラのシロップに浸したババに、
カスタードクリーム、生クリームを飾りました」

ラム酒が強めに効いた、私の好みのタイプです。
ラム酒は追加できるようにスポイトに入っていましたが、

元々その必要がないくらいに浸っていました。

お酒の好きな人は、さらに加えてみてもいいと思います。

イートインすると小菓子がついてくるようです。

ココナッツクッキーとのことでした。



全体に、丁寧なつくりがとてもよかったし、やや古風な正統フランス菓子に、
さらにシェフの個性が反映されているように感じられました。
ちなみに及川シェフは、2012年にルレ・デセールに加入されたそうですね。

訪問の機会を作るのは難しいのですが、また再訪してみたいと思わせる味わいでした。
comments(0)|trackback(-)|それ以外の甘味(パティスリー、その他)|2017-09-26_18:20|page top

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