新店舗は旧店舗から徒歩数分の、ごく近い場所にあって、
旧店舗の前を通りかかると移転の貼紙がありました。


GW期間中の開店10分ほど前(8:50頃)に着くと、
すでに10人前後の行列があり、人気の程が伺えます。
開店時刻になり、サロンで頂こうと思っていたのですが、
まごまごしているうちに席は埋まってしまい、カウンタへの案内となりました。
サロンは2人がけテーブルが7卓ほど、そして立食式のカウンタがあります。

動線の関係らしく、カウンタには椅子は置かないのだそうです。
ただ一人での訪問だったので2人がけテーブル席に座るのは気が引けるし、
ちょうどよかったと思います。

マヤ(600円)

「唐辛子風味のムースショコラにヴァニラとテキーラのクリーム、ポップコーンとショコラ」

ラ モーム(400円)

「オリーブオイルのビスキュイと生クリームとカスターとアプリコットのクリーム、
ローズマリー風味のアプリコットゼリー」
共に新作ではないようですが…朝早い時間帯で、プチガトーがあまり揃っておらず、
これまで食べたことのないものを選んでみました。
説明文を読む前に食べたこともあり、正直に言って、
食材ひとつひとつの味わいをすべて感じ取ることができたわけではないですが、
複雑な組み合わせは新鮮で印象に残るものでした。
ムースグラッセフランボワーズ(800円)

「バニラアイスにフランボワーズのムースグラッセ」
こちらはアントルメグラッセ…いわゆるアイスケーキです。
移転後の新メニューとして始めたそうです。
バニラやフランボワーズの素直な味わいの伝わるもので、よかったです。
ちなみにこちらは従来と変わらないようですね。

テーブル席との分け隔てはなかったので、全席喫煙可能のようです。
またこれは購入後、後日食べたものですが…
焼菓子の類もいくつか買いました。


ガレットブルトンヌ(230円)

「バターの効いたブルターニュ風サブレ」
カレ アルザシエン(250円)

「パイ生地にフロランタン生地をのせたアルザス地方の田舎菓子。
フランボワーズジャム」
ガトーブルトン(260円)

「フルーツ入り厚焼きサブレ」
マドレーヌ(190円)

特に新作、新商品などではないですが、
ベーシックなお菓子の味わいのよさがしっかりわかるものでした。


他のお客さんも多く、すべての様子ではないですが、
可能な限り店内の様子も撮影させてもらいました。
ほとんど男性スタッフのみで、威圧的雰囲気を感じる人もいるようですが、
物腰は穏やかだし、撮影にはとても好意的に対応してくれました。




























新店舗では、トゥレトゥールやシャルキュトリー(加工肉)の販売も開始するそうです。












シャルキュトリーはご二男がシェフとして製造するそうだし、
お菓子についてもご長男と力を合わせて作っていくそうです。
今後はお二人のご子息の力が全面に出たお店になるらしいですね。


しばらくは混雑が続きそうですが、やはり魅力的なお菓子が多いです。
ぜひまた早めに再訪してみたいと思います。