クリスマス時期のこともあり、選択肢は限られていましたが…

イヴォワール(550円)

「自家製マーマレード入りパッションオレンジのジュレ
パッションクリーム、ホワイトチョコムース」
文字通り柔らかな白色のプチガトーで、ホワイトチョコの味わいに、
さわやかな酸味がアクセントになっていました。
フランス菓子的なアプローチと思いますが、全体にさっぱりとして、
クリスマスに家族で食べるのにふさわしい味わいだと思います。
苺のショートケーキ(450円)

「甘さ控えめな生クリームとふわふわのスポンジ生地に甘酸っぱい苺をサンドしました」

いわゆるイチゴショートは食べたことがあったような気もするのですが、
クリスマスにひとつくらいは、イチゴのショートケーキを食べておきたかったのです。
こちらはベースがシンプルで、日本の洋菓子であるぶん、パーツの味わいに凝っている印象です。
やや洋酒の香りのする生クリームが、全体の深みを増していたと思います。
ともにクリスマスを意識したプチガトーですね。
菅又シェフがこちらのお店で作るお菓子を、最後に食べることができてよかったです。
…話題が遅いかもしれませんが、菅又シェフは12月末でこちらのお店をお辞めになるそうですね。
私はてっきりオーナーシェフなのだとばかり思っていました(汗)
寂しいですが、恐らくはいずれご自分のお店を出されると思うので、楽しみに待ちたいですね。
新しいシェフについては、内部からスーシェフの方などが上がるのかと思いきや、
外部から迎えられるそうです。ロイヤルパインズやアプラノスにいらっしゃった方だそうで、
朝田シェフとの関わりも深いようですね。
従来のこちらのお店(ドゥーパティスリー)とは味わいの傾向がかなり異なることが想像されますが、
新しい個性を感じられると思うと、期待が高まりますね。こちらも楽しみにしたいと思います。