大阪のパティスリーだそうですね。
シェフの服部勧央氏は、国内のパティスリー等で修業された後に独立されたそうです。
修業先のうち「ヒロコーヒー」はチェーン店でありながら、
国際大会等の常連のシェフがいるお店で、ちょっと気になるところですね。
プチガトーは都内の厨房を借りて作っているそうで、
そのためかどうか、ややベーシックなものが多いように思いました。

トライトリスアグリューム(473円)

「ノワゼット生地にキャラメルとレモンのガナッシュでアクセントをつけたガトー」
最近はこういうタイプもオペラの一種というような認識をされているきらいがありますが、
アーモンドではなくヘーゼルナッツの生地で、フルーツの酸味があるので、
味わいの印象はかなり異なるものです。
ナッツやキャラメルが主体の味わいに、ふわっとレモンの風味が効いていて、
ややミスマッチ的な味わいと思いましたが、私自身はなかなか好みの味わいでした。
テメレール(483円)

「メレンゲ生地とキャラメルのバタークリームにオレンジとアプリコットを忍ばせ
バランスよく仕上げました」

キャラメルバタークリームは、丁寧で濃厚な風味がとても好みのものでした。
個人的にフルーツの風味は加えないほうが好みのように思いましたが、
フルーツの酸味もよく合っていると思います。
この他サンマルクやミゼラブルなど、さらにベーシックなお菓子があって、
とても気になりましたが、今回は断念しました。またいつか催事に来ることを期待したいですね。
ちなみにこの日は昼の時間帯に買って取り置きをお願いしたのですが、
19:00頃戻ってみると、すでにプチガトーは品切れで、焼菓子がいくつか残るのみでした。
滅多に買えないお店という要因はあるものの、人気があるようですね。

大阪市北区山崎町5-13 TEL06‐6313‐3688
営業11:00~20:00 毎週火・水曜定休