お二人とも明治記念館にいらっしゃったそうで、恐らくはそれ以来のご関係と思われます。
札幌の「サロショコ」でこういう企画は珍しいですね。期待して買ってみました。
パティスリー・キュブレー・アサミ・ヨシノリ「オランジェリー」

「オレンジリキュールが香るチョコレートムースにオレンジのクレームブリュレ」

チョコレートムースの風味がまず印象的で、オレンジの香りの「乗り方」もよかったです。
ムース版のオランジェットというところですね。
パティスリーフィリア「ショコラアプリコット」

「ミルクチョコレートにピスタチオクリームとアプリコットのコンポート合わせ、
さっぱりとしたチョコレートケーキをキャラメルでコーティング」

断面がきれいでなくて恐縮ですが…アプリコットがずれてしまいました。
こちらは渡邊シェフらしい、すっと抜けるような風味がいいですね。
ともにシェフの個性が発揮されているのだと思います。
説明を読まなくても、それぞれどちらのシェフのケーキかということがわかりますね。
ちなみにこちらは2月2日、3日が限定80セット、4日は30セットだそうですが、
特に行列等はなかったです。フランスで名の通ったお店と、札幌のお店のコラボならば、
もう少し話題になってもいいと思うのですが…
こういう例を見た後では、正直に言って、地方の限界を感じずにいられないところです。
ただあれこれ言わずにシンプルに味わって欲しいと思うシェフの方々も、
それはもうたくさんいらっしゃると思うので、私がとやかく言うことではないですね。
これからは、札幌でも様々な企画を実施して、定着することを期待したいですね。
さて…最後に2日目(日曜日)の様子を書いておくと、
開始前の行列はかなり縮小、10分ほど前でも2~30人いるかどうかでした。
アオキ、ジロット各氏の行列も落ち着いていました。
インポートブランドは、まずベルさんの粒オランジェット(正式名未確認)、
パトリック・ロジェさんのアソート、カンプリニさんのアソートが完売していました。
ベルさんの粒オランジェットは、1日悩んで買おうと思って行ったら品切れだったのでショックでした(汗)
ロジェさんは3~4年ほど前に目玉だったので、納得ですね。
カンプリニさんも安定感があります。
実は今買おうかどうか迷っているものがあって、
ここで書いて品切れになったら困るので書かないでおきます(笑)
そういえば、ベルナシオンの「カボス」、カンプリニさん「プランセス」、
ラエールさん「ショコマック・モンマルトル」などは、三越に出ていました。
同じ系列であることを実感しますね。
余談ですが三越ではルレ・デセールセレクションを作らなくなって、
ちょっと寂しい気持ちもあります。復活してくれたら…財布の紐が緩くなる一方ですね(汗)