今年は「プレビュー」に行けず残念でしたが、初日が週末に重なるのは初めてだと思います。
初日の開始時刻に並ぶのは初めてのことでした。
9:45頃に着いてみると、すでに100人弱の行列はあったでしょうか。なかなかの人気ですね。
スタートダッシュで、最初に着いたのはこちら…

やはりまず最初はショコラカフェであります。

今年は六本木の「バール・デルソーレ」とのコラボで、エスプレッソやカプチーノ等とのセットを提供しているそうです。

紅茶とのセットもありましたが、せっかくなのでエスプレッソとのセットにしてみました。
エスプレッソは非常に濃厚で、ショコラの口直しにするのは難しいと思います。

ショコラのメニュー表(クリックで拡大します)



今年も思い切ってショコラを全種オーダーしてみました。

あまりこういうオーダーをする人はいないと思います(汗)
ジャン=ポール・エヴァン「サフィル」

「パリパリ食感のあるビスキュイに合わせた、ヘーゼルナッツとアーモンドのクリームが特徴。
ミルクチョコレートでコーティングしました」
ピエール・マルコリーニ「プラリネ・シトロン」

「ミルクチョコレートの中に、レモンで香りづけしたアーモンドプラリネ」
パティスリー・サダハル・アオキ・パリ「フランボワーズ」

「フランボワーズの上品でさわやかな酸味がまとめ役のショコラ」
ピエール・エルメ・パリ「イスパハン」

「ローズとライチ風味のパートドフリュイとフランボワーズ風味のガナッシュショコラノワールを、
ショコラノワールでコーティング ※アルコール微量使用」
ファブリス・ジロット「シダモ ダーク」

「シダモ産コーヒーのプラリネ。エクアドル産カカオのガナッシュをダークチョコレートでコーティング」
ドゥバイヨル「イヴェール スペキュラス」

「スペュラス(スパイスのきいたクッキー)の香るプラリネ入りビターチョコレート」
アルノー・ラエール「テンダンス レ」

「グリルしたヘーゼルナッツのプラリネ」
ジャン=シャルル・ロシュー「メキシコ」

「カモミール、甘草といったメキシコエピスのガナッシュ。メキシコ産カカオのショコラでコーティングしています」
フランク・ケストナー「アヴァロンシュ」

「パッションフルーツ、オレンジコンフィ、キャラメリゼしたライスパフの入ったヘーゼルナッツのプラリネ」
クリスティーヌ・フェルベール「サロメ」

「フランボワーズのコンフィチュールとカルダモン風味のガナッシュを2層にしたショコラ」
フィリップ・ベル「ココ」

「ストロベリーのパートドフリュイとココナッツ風味のガナッシュを組み合わせたショコラ」
クリスチャン・カンプリニ「レディーピンク」

「ピンクグレープフルーツのジュレとガナッシュの2層ショコラ」
パティスリー・キュブレー・アサミ・ヨシノリ「アギューム」

「マンダリンオレンジ、パッションフレーズ、レモンなどが香る紅茶風味のミルクチョコレートのガナッシュ」
オテル・デュ・キャップ-エデン-ロック「ドゥジャクション」

「塩味風味のミルクガナッシュと、モントン産レモンのデュジャ(パートアマンド)の2層ショコラ」
ベルナール・ロワゾー「フルールドシュロー」

「フローラルで、酸味と甘みのバランスがとてもよいニワトコの花の風味と、カシスを合わせたミルクガナッシュ」
ユーゴ&ヴィクトール「プラリネアーモンド ア ラ シエンヌ」

「フランス人が大好きな昔ながらのプラリネを、自家焙煎した南仏産のヘーゼルナッツで作りました。
とてもシンプル、でもこだわりがたっぷりなひと粒」
フレデリック・アヴェッカー「フロコン デ プロヴァンス」

「下の層にクラシックなプラリネにカリカリのスペキュロス、
上の層にプロヴァンス地方のリンゴ、洋梨、いちじくのジュレをあわせた2層のショコラ」
ベンベヤ・ショコラティエ「タブレット(2枚セット)」

「酸味が少なくクラシカルな味わいのダークチョコレート「ウガンダ」と、
ミルクの豊かな風味とアロマが特徴のミルクチョコレート「バヌアツ」のタブレット2枚セット」
食べる前はこれだけの量を食べきれるかと思いましたが、
ボンボンショコラは不思議とすぐに食べられてしまいますね。
これまでよりは少しショコラティエの方々による個性もわかってきた…
ような気がすると、自分では思っています。
この中では、エルメのショコラ・イスパハンがやはり印象的でした。カフェに出るのは初めてだと思います。
バラとライチ、フランボワーは、ショコラとの相性が抜群ですね。
またショコラそのものをじっくり味わうのが本当なのかもしれないですが、
フェルベールさんやベルさん、カンプリニさんなどの、フルーツと組み合わせたショコラは、
どうしてもシンプルに印象に残ってしまいますね。
さて、カフェだけでなかなか満足してしまったところですが…
カフェを後にしてインポートブランドを覗いてみました。
まず、独立ブースの出店はエヴァン、エルメ、アオキ等定番の各店舗のほか、
丸井今井に店舗を持つファブリス・ジロットが目立っていましたね。
アオキさんの実演ヴィエノワズリーと、ジロットさんのソフトクリームには
長い行列が出来ていました。
そして、初のブース出店となるフィリップ・ベル、キュブレー・アサミ・ヨシノリは、
今年の目玉といってもいいかもしれません。
両シェフともにブースにいらっしゃって、販売を行なっていました。
今年人気だったらしいベル氏のオランジェットも販売されていました。
アサミシェフはピエスモンテのデモを行なっていて、目を引いていました。

そしてインポートコーナーは…
まず目玉になるはずだったセバスチャン・ゴダールが急遽販売中止になったこと。
伊勢丹では売り切れだっただけに残念でした。ショコラに不具合があったそうですね。
フレデリック・アヴェッカーは雪の結晶と、12個入りアソートのみの販売でした。
雪の結晶はカフェで食べることが出来てよかったです。
あとは…アルノーラエール氏はクールアマンドのみの取り扱い(カフェには別種のものがありました)、
昨年ブースだったフランク・ケストナー氏は、今年は2~3種ほどのアソートのみ、
またベルナシオン氏はパレドールと、タブレットが6種ほど、新作のカボスはありませんでした。
そのほかユーゴ&ヴィクトール、クリスチャン・カンプリニ、フェルベール、
エデン-ロック、ジャン=シャルル・ロシュー、パトリック・ロジェ等から
アソートが少し出ているくらいでした。
ちょっと目を引いたのはカンプリニさんのレモンカード、
パトリックロジェさんのアーモンドのタブレットくらいでしょうか。
今年はちょっと品揃えが寂しいような気がしました。
それで、結局買ったのは…
ベルナシオン「パレドール」(1,575円)


これで7年連続皆勤です(笑)
他にはちょっとピンと来るものがなかったので…
初日にして目的のほとんどは果たしてしまいましたが、なかなかイベントの高揚感は感じられました。
この他にも様々楽しんできましたが、レポは追々していきますね。
また期間中に何があるかも分からないので、こまめに覗いてみたいと思います。