プチガトーにも藤井シェフの新作が増えているようですね。

ピスタチエ(330円)

「ピスタチオのガナッシュとフランボワーズ、いちごをピスタチオのマカロンでサンドしました」

マカロンのケーキは、エルメ出身の方には欠かせないレパートリーですね。
マカロンはねっちりして、単品のマカロンのような脆さはなく、全体を受け止める歯ごたえがありました。
ピスタチオははっきりそれとわかる風味があって、メリハリのある味わいがよかったです。
モンブラン・パリ(380円)

「いちじく・アプリコット・カシスを煮詰めたものを栗のクリームで包みました。パリで考えたモンブランです」

パッと見た外観はエルメそのものですね。ただしかなり小ぶりでした。
マロンクリームといちじく等の酸味との組み合わせは、さすがの出来ですが、
限られた原材料の範囲内のためなのか、やや「落ち着いた味わい」のような気がしました。
シェフの好きなショートケーキ(400円)

新作としてショートケーキを販売するのは、一般的なお客さんへの「おもねり」かとも思いましたが、

乳脂肪分の多いシャンティと、舌触りの非常に滑らかなジェノワーズ、
いちごの酸味もよく効いていて、おもねりでないことは明白なものでした。
どれもとてもよかったです。これからも新作が増えると嬉しいですね。
マカロンも買いました。
手前がアプリーネ、奥がオランジュポワブルです。(ともに168円)


アプリーネは10月限定で、「きざみアプリコット入りアプリコットガナッシュとプラリネをサンド」、
オランジュポワブルは「黒胡椒入りオレンジ風味のガナッシュ」とのことだそうです。
こちらのお店のマカロンは、全種食べてみたくなりますね。
ショーケースの様子





藤井シェフの新作は、ショーケースのおおむね一段分を占めるくらいまで増えていました。
家庭的でのどかなケーキが並ぶ中、一種ミスマッチな雰囲気が面白いですね。
また、イートイン専用メニューもありました。


新作が増えているようなので、これからもこまめな訪問が欠かせないですね。
今後の新作にも期待できそうです。