以下、お店のHPより…

「人気の「スイーツブッフェ」をクリスチャン・カンプリーニ氏が期間限定でプロデュース。
バラエティ豊かなショコラのほか、フランスの伝統的なケーキやタルト、焼菓子などを
お好きなだけお召し上がりいただけます。」
日本での呼称は「カンプリニ」氏が定着していると思いますが、こちらでも表記は「カンプリーニ」氏で統一しますね。
ブッフェ台の様子
















メニュー表(クリックで拡大します)


「クリスチャン・カンプリーニセレクション」と「カフェセレクション」とに分かれています。
「カフェセレクション」はカンプリニさんのレシピによるものでなく、お店で独自に用意したデザートです。
この中から日替わりでデザートが提供されるようです。まれに補充時に種類が替わることもあるようですね。
以下、まずは「カンプリーニ・セレクション」から…
熱々スフレ フルーツのコンポートアイス添え

スフレ自体はシンプルなものですが、添えられたフルーツとアイスの鮮烈な酸味が印象的です。

暖かいスフレとアイスの対比もいいですね。
ピスタチオのやわらかいケーキとアマレナチェリー、マロンチーノ、
トゥー・ショコラ、タルトヴァルボンヌ

どれもフェア期間中にはロビーショップにてアントルメが販売されています。
(ピスタチオのやわらかいケーキ~は未確認)
マロンチーノ、トゥー・ショコラの滑らかさ、濃厚な味わいは出色ですね。
ルビーグレープフルーツとカンパリのゼリー、ロングペッパーのサブレ、
ショコラのマカロン、フランボワーズのキャラメルバルサミコ風味

アフタヌーンスイーツセットの小菓子として提供されていましたね。
フランボワーズのキャラメルは、味わいも食感も他にないもので、
こういうところにカンプリニさんの個性が発揮されているのだと思います。
ジャスミンティーとさわやかなババトロピカルフルーツの香り、
へーゼルナッツのクロッカンとショコラのジュレ

ヴェリーヌもありました。
ババは洋酒の風味は控えめですが、さっぱりした味わいの食材が使われていて気に入りました。
以上がカンプリニさんのデザートです。
ボンボンショコラはないですが、これだけでも十分充実していると言ってもいいと思います。
以下は「カフェ」独自のデザートです。
チョコレートタルトとジンジャー、マンゴータルト、ピーチタルト

チョコとジンジャーの組み合わせは、
「ベニショウガ」のようなジャキジャキした食感と風味がいまひとつでしたが、
最近他でも見かけるので、ポピュラーな組み合わせなのかもしれません。
マンゴー、ピーチのタルトはフルーツのたっぷりした使い方がいいですね。
食べませんでしたが、このほかレモンケーキやルバーブのタルトもありました。
本日のケーキ(ピーチムース?)、ブラックフォレスト、
マンゴークリームと酸味の効いた赤い実のムース

カフェ独自のケーキも十分上質だと思いますが、さすがにこのあたりは、
カンプリニさんのデザートの後に食べるとちょっと印象に残らない感じです。
その中で赤い実のムースは、しっかりした酸味がよかったです。
パンナコッタオレンジライム、ぶどうのゼリー

グラスのデザートも揃っていました。ぶどうのゼリーは素直な味わいがよかったです。
ワッフル、アイス等

ワッフルは実演ということですが、作り置きになっていました。
アイスを添えて食べるとなかなかよかったです。
パート・ド・フリュイ、ギモーヴ、クッキー等

焼菓子、コンフィズリーも充実ですね。
ピザ、生野菜等

ドリンクは上記メニュー表の通り、オーダー制で豊富に揃っています。
スムージー

ペパーミント(ホット)

ペパーミント(アイス)

蜂蜜なつめラテ

アイスアールグレイ

カンプリニさんのレシピによるデザートを、思うままに食べられる機会は、本当に貴重ですね。
(直接的な比較で恐縮ですが)お正月やGWのニューオータニのブッフェと同じくらいの価値があると思います。
ニューオータニでは開始直後からエルメのデザートに群がる、という光景が見られますが、
こちらは特に偏ることなく、また混雑もなく落ち着いて過ごすことができました。
制限時間もないので(最長150分滞在可能です)、慌しい思いをせずに、じっくりと味わいたいものですね。
「デザートブッフェが好きな人」だけでなく、「デザートや甘味が好きな人」にも、ぜひ利用してみて欲しいと思います。