こちらのお店の藤井俊輔シェフは、ピエールエルメ青山店のスーシェフをされていたそうです。
ちなみに
ドゥーパティスリーカフェの菅又シェフは、(今は亡き)舞浜店のスーシェフ出身とのことでした。
ケーキに関しては、本店が北見ということもあって、
ほとんどが北見のお店と同じもの、同等のものを置いているそうです。

ミステール(310円)

「ミルクチョコとレモンの意外な組み合わせ、サクサク食感のチョコレートケーキ」
こちらはシェフのレシピによるものだそうです。
見るからにプレジールシュク…と言いたいところですが、
レモンの風味を加えてあって、独自の味わいは感じました。
カマンベール(300円)

「オーストラリア産のチーズを使ったふわふわのムース」
こちらは元々あるメニューのようです。ふわっと親しみやすい食感と味わいがいいですね。
マカロンは札幌店限定とのことで、こちらはシェフの個性が発揮されているようです。

マカロンは全て1個168円でした。

バニーユ

シトロンマント

マロンカシス

ゲランド

キャラメル

断面はきれいに撮れなかったので、まとめて小さめに…


こちらも見るからにエルメ…ですが、やはり使う食材の差もあって、
あまりエルメに精通していない私でもわかるくらいに、味わいの違うものでした。
ただそのぶんストレートに感じられる味わいがいいですね。
また、独特のもっちりした食感はほぼ再現されているように思いました。
シェフに少しお話をお聞きすることができましたが、
やはり限られた環境でエルメと同じ味わいを再現するのは困難であるようでした。
これは私の推測ですが、北見の本店はやや家庭向けの優しい味わいが主体なこともあって、
札幌店が独自の味わいを打ち出すのも難しいのでしょう。
ショーケースの様子を撮らせてもらいました。







マカロンはケースを分けてあり、まるで別のお店のような雰囲気でした。

画像はないですが、ヴィエノワズリーも販売していました。
この日はテイクアウトしましたが、3卓程サロンスペースも設けてあり、
ゆっくりできそうな雰囲気でした。

ひどく個人的な、勝手な感想を言うと、藤井シェフはこちらのお店には「もったいない」と、
どうしても思わざるを得ないのですが、これは私がとやかく言うことではないですね。
今後はケーキでもシェフの個性が発揮されるよう、期待したいところです。
マカロンやヴィエノワズリーを買いに、また再訪してみたいですね。
