カフェタイムは14:00~とのことですが、レストランのランチタイムからの滞在客がいるので、
場合によっては入店できないこともあるようです。今回も賑わっていましたが、幸い入店することができました。
ドリンクにはメニュー表がありますが、それ以外はデセールのコースのみとなっています。
カフェタイムに訪問すると、基本的にはデセールコースの利用となるようですね。
コースの料金は750円(税別)とのことです。
メニュー表がないので、正式な品名は不明です。
オーダーの際に苦手な食材などを尋ねられるので、それによってメニューのアレンジなども可能なようです。
(特に苦手はない旨答えました)
アヴァンデセール

ルバーブのコンポートとアスパラのソルベだそうです。

ルバーブの酸味とシャキシャキした食感は、予想の範囲内かもしれないですが、
アスパラの風味を生かしたソルベは、「えぐみ」まで味わいに取り込まれていて、
それが甘味としてもきちんと味わうことのできる、全く予想外の味わいでした。
いわゆる「野菜スイーツ」は好みではないですが、こちらはとても気に入りました。
グランデセール

スパイスを効かせたフルーツと、ショウガとヨーグルトのアイスだそうです。

こちらはショウガの味わいがとても印象的です!
ショウガのえぐみ、臭みを除いて、純粋な風味と辛味だけを抽出したような、
刺激的な辛さがあるのですが、それがクセになりそうな、印象に残る味わいです。
ミニャルディーズ

ボルディエバターを使ったフィナンシェ

ボルディエバターとは、エシレやレスキュール同様、フランス産のバターだそうです。
フィナンシェは少し暖めてあって、香り豊かでよかったです。

粉を使わない、しっとりしたガトーショコラ

「しっとり」というか、スフレ状のガトーショコラです。
クッキーを外すとこんな感じで、「レア」な食感がとてもよかったです。

ベリーのソースを添えてください、とのことでしたが、
クッキーにチョコのスフレをつけるのもいいと思います。

ミニャルディーズ(小菓子)の範疇を超えていますね。
これでグランデセールとして通用しそうです。
ドリンクは別料金ですが、紅茶(ホット・アイス)が400円~と、比較的安価な部類だと思います。


日替わりのアイスハーブティ(450円・税別)をお願いしました。

ホットが出てきたかと思って一瞬驚きましたが、確かにこれでアイスでした。

この日はレモングラスやミントなどがベースとのことでした。
後でお店のHPを見て知ったのですが、ハーブやスパイスなどのセミナーも行なっているのですね。
驚くのは、ドリンクまで含めて、合計料金が1,500円未満だということです。
上京時には、デセール一品で1,500円ということも珍しくないですが(汗)、
他が高価というより、こちらが安価すぎるのでしょうね。
私はこれまで、本格フレンチやイタリアンなどにあまり興味を持つことがなかったですが、
今回はそういうものを好む気持ちが、少しだけわかったような気がしました。
ただ、今から踏み込むにはあまりに道が険しすぎますね。
こちらのお店には、また再訪してみたいです。
そして、デセールだけのオーダー可能なレストランがもっと増えるように、期待したいですね。