これまで「サロショコ」やさっぽろスイーツカフェ等への出店はありましたが、
単独でデパ地下催事は初めて(?)だと思います。

お店を休んでまでの催事出店というところに、お店の意気込みと、品質を疎かにしない姿勢が伺えますね。
グリリ(420円)

「フロマージュブランのムース。中にはキルシュ漬けのグリオット」

いわゆるレアチーズとチェリーなどの酸味は、定番に近いと思いきや、
フロマージュの新鮮な風味と、キルシュの味わいが強めに効いていて、
こちらのお店らしい個性的な味わいでした。
パナマ(441円)

「パッション、バナナ、マンゴーをたっぷり使用したチョコレートケーキ」
いわゆるトロピカルフルーツをふんだんに使っています。
チョコムース(というかガナッシュチョコ)は、濃厚…と思いきや、ミルクチョコの、甘さの強いものでした。
食べてみると一瞬意外に思いますが、これがなかなかよく合いますね。

ダックワースの食感も、全体の調和に一役買っていると思います。
以上の2種は、大丸出店に合わせた新作だそうです。
エピス(441円)

「シナモン、アニス等7種のスパイスを使用したチョコレートケーキ。
ドライフルーツ入りの生地とラム酒風味のババロアとの相性抜群です!」
こちらのほうがチョコの風味は強めですが、複雑なスパイスと組み合わさって、
チョコ一辺倒という味わいではないです。

「相性抜群」というとおり、ラム酒のババロアともよく合っていて、
全体にひとつの味わいを作り出していたと思います。
ムラング・カフェ(263円)

「サクサクのコーヒーメレンゲにたっぷりの生クリーム」
ノーマルのムラングシャンティは、以前からお店で見かけながら、
そういえば食べていなかった(はず)なので、買ってみました。
コーヒー風味のシンプルなメレンゲは、ホロホロ崩れるような食感がいいですね。
シャンティと組み合わせたときの甘さの加減もよかったです。
今回も、丁寧なつくりの、個性的な味わいを感じられてよかったです。
ふと気付くと、いつのまにかお店には半年近く行っていなかったので、
今回の催事に来てくれたのは嬉しいですね。また近くお店まで行ってみたいと思います。