最終日の夕方で、もうあまり人出もないかと思ったら、
ブースはどちらもなかなかの賑わいでした。
バレンタイン前日ということで、駆け込み需要があったのかもしれません。
私はまた、例によってショコラカフェに再訪です…
メニューは品切れが増えていて、残っていたものを書き出すと、
エヴァン、マルコリーニ、アオキ、ラエール、ベル、エデンロック、
クリストフ・ベルジュ、アン・ディマンシュ・ア・パリ、ベルナール・ロワゾー、
そして「べんべや」さんというところです。
それだけでは品数が足りないということで、追加分が色々ありました。

今回は追加分をメインに選んでみました。

ブロンデル「トリュフ ア ランシアンヌ」(左)、フランク・ケストナー「クード フーフォル」(右)

「1850年の創業当時から製法を守り続けている木片の形をした原型のトリュフ。もっともポピュラーなカカオのフレーバー」
(トリュフ ア ランシアンヌ)
「ゴマをローストしたサクサクのゴマのプラリネと、キャラメリゼしたゴマのカリカリのヌガティーヌ。」(クード フーフォル)
ファブリス・ジロット「カプリス」(左)、フィリップ・ベル「ノスタルジー」(右)

「フランボワーズのガナッシュをビターチョコレートでコーティング」(カプリス)
「ミルクコーヒー風味のセミリキッドキャラメル」(ノスタルジー)
追加分としては、もうひとつユーゴ&ヴィクトールの「センシュアリテ」もありましたが、
これはプレビューのウェルカムショコラと、翌日の「オマケ」で2回食べているので、今回は見送りました。
セットの紅茶

追加分はどれも気に入りましたが、「クード フーフォル」は、
ケストナーさんがトークで説明していたもので、今回食べられてよかったです。
チョコにゴマの風味というのは、日本では珍しいものではなくなってきていますが、
そこに新鮮な味わいが加わっていると思います。
またベルさんの「ノスタルジー」は、ブースでは売切れていましたが、カフェに残っていてよかったです。
ふと目を上げると、またどなたかのサインが…

これはどなたのサインでしょうかね?ちょっと読み取れませんでした(汗)
カフェはブースと違って、混雑もなく…というか、ほとんど人もなく、ゆっくり過ごせました。
ラストオーダー1時間程前の、ギリギリの時間で、大方の人は利用した後だったのでしょう。
カフェのメニューは、よく見るとセレクションとの重複や、新作も多いようで、
なかなか充実していると思います。例年であればもっと日本の、道内のお店のショコラが出ていましたが、
今年はほとんどがインポートブランドで、目移りするものでした。
これだけで帰っても、満足はできましたが、最後にこちらを買ってみました。
ユーゴ&ヴィクトール「カルネ・サブール」(2,940円)


最終日とあって、インポートブランドは品切れが多く、
残っていたもののうち、いちばん気になったものにしました。
気が付くと、昨年人気だったものばかりになったかもしれません。

まだ食べていないので、こちらも大事に食べようと思います。
そういえば、「センシュアリテ」は、結局3回食べることになりますね(笑)
ショコラに関しては、あれこれ言えるほど舌を養っていませんが、
この機会に少しでもじっくり味わえるようになりたいと思います。

ちなみに、他に残っていためぼしいものは、まずパトリック・ロジェのショコラアソート。
ただしドームタイプのもの(カラー)は、さすがに品切れになっていました。
他、クリスチャン・カンプリニ「プランセス」、フィリップ・リゴロ「ショコラ・ブール」、
ベルナール・ロワゾーのショコラアソートあたりでしょうか。
アルノー・ラエールもほとんど残っていたと思います。
また、ベー・ドゥ・リヨンはパレドールもタブレットも、
恐らく入荷した分は全て在庫ありだったと思います。
ブランド変更してからの「落ち着き具合」は不思議なほどですが、
名前のためもあるのでしょうかね?入荷量自体が増えているのかもしれません。
…さて、今年もイベントの終わる寂しい気持ちはありますが、
なんとはなしに、自分の中で慣れてしまっている気もします。
そう言いながら、購入量は例年と同じぐらいだし、
ショコラティエトークも可能な限りは参加しました。
(ジロット氏のトークを聞けなかったのは、本当に残念です!)
やはり毎年、楽しみな時期なのは間違いないですね。
地方では、次年度の実施を安心して待つことができるわけではない
(実施されなくなる地域もあるようです)ですが、
ブースの賑わいや、ショコラティエトークの状況を見ても、
札幌でも楽しみにする人がいるのは間違いないようです。
来年の実施を、今から楽しみに待ちたいですね。