都合で13:00頃着いてみると、店内は大盛況でした。考えることは皆同じようですね。
イートインは当然のように満席で、また次の機会にすることにしました。
そして、買ったものは…

ガレット・デ・ロワ

予約もせず、当日分目当てで行ったのですが、13:00頃の訪問で、
残っていたのは25センチのいちばん大きいもので、しかも最後のひとつだけでした。
予約をすればよかったですね。計画の甘さを恥じるばかりです。
ちょっとだけ迷いましたが、気がついたら買っていました。

この画像だけでは大きさがわからないと思いますが、一人で食べるにはかなりの大きさです。


表面の光沢も、フィユタージュの層も、端正な、惚れ惚れするような出来栄えで、
しばらくは食べるのも惜しい気持ちで見とれていました。
王冠は特にサイズを合わせていないようですね(笑)

4分の1カットでこんな感じです。


クレームダマンドはしっとりしながら厚みがあり、自然でほのかな風味という感じです。
素材の主張が強いこちらのお店としては、極端に強い主張は控えめのようでした。
フィユタージュのバリッとした食感と相まって、とてもいい味わいを作り出していました。
フェーヴは生地に織り込まれていました。

機関車でしょうかね?

25センチで4,000円と、安価ではない買い物でしたが、食べた後はとても満足しました。
ただし…

白状しますが、賞味期限は守ることができず、食べきるまでに翌々日までかかりました。
日ごとに食感が変わるのがわかり、それだけが残念でした。
買うことのできなかった方にも申し訳ないですね。
次回はぜひ予約をするか、朝一番で訪問したいと思います。
もうひとつ、プチガトーも買いました。
Gateau vanille(ガトーバニーユ)

「パートシュクレの上にフランジパーヌバニーユ、ガナッシュバニーユ、シャンティバニーユ」
とのことです。…ここでもうひとつ白状しますが、
これまで「フランジパーヌ」を「フランパジーヌ」と覚えていました!
生兵法は怪我の元ですね。恥ずかしくて顔から火を噴きそうですが、
きっとこれまでにも気づかないうちに同じような間違いをしていることでしょう。
あまり気にせずにいようと思います。

さて、バニーユ尽くしということで、どうしても比較してしまうのは、
エルメの(タルトに限らず)アンフィニマンヴァニーユですね。
あまり他のお店やパティシエの方と直接比較はしないのですが、
こうまで方向性が似ていると、比較しないほうが不自然でしょう。
単なる模倣に終わるかと思いきや、そこが金子シェフのすばらしさだと思います。
バニラの風味が自然で、食感も自然にスッと解けるようです。
私にとって、どちらがいいということはなく、どちらも別のものでした。
連想の対象にもならないかもしれませんね(汗)
…さて、このところイートインのできないことが多いし、
春頃には、アシェットデセールも再開するかもしれないので、
まだまだ通う必要がありそうです。

※1月16日(月)~17日(火)はお休みだそうです。
東京都目黒区自由が丘2丁目14-5 館山ビル1F TEL03-5731-3230
営業10:00~20:00 無休(不定休)