
サバランヴァンルージュ(450円+税)

「カスタードの上には赤ワインゼリーと赤ワインシロップに漬け込んだサバラン生地をのせ、
オレンジを飾り、シナモン風味のヨーグルトムースで仕上げました」
ワイン風味のサヴァランというのは、札幌で見かけるのは非常に珍しいですね。
私はサバランにはあまりクリームを必要としないですが、ワインがベースの場合には、
酸味が強いので、カスタード等のクリームで甘さを調節するのもいいと思います。

最上部はシナモンムースで塞ぐようにして、シロップが漏れ出すのを防いでいるようですね。
そのためにムースの食感がやや固めに思いましたが、味わい自体はサバランとよく合っていると思います。
オペラ(420円+税)

「アーモンド風味の生地に、ヘーゼルナッツチョコとベルギー産クーベルチュールの
ダークチョコガナッシュ、コーヒークリームをサンドした大人のチョコレートケーキ」
オーソドックスなオペラですね。
ジョコンド生地にふわっとガナッシュの香りが乗った、まとまりのいい味わいだと思います。
ヴィオレルージュ(380円+税)

「ココア風味のアーモンド生地とクレームブリュレ、フランス産ピューレを使用した
イチゴムースをカシスのムースで包み込みました」

流れるようなナパージュがまず印象的ですね。
イチゴとカシスのやや酸味の強いムースも、想像通りの味わいでよかったです。
クイニーアマン(200円+税)

「イーストで発酵させた生地に、バターを折り込み、
ブラウンシュガーをまぶして焼き上げた、フランスの伝統菓子です」

こちらのお店の「スペシャリテ」とのことで、買ってみました。
人気があるらしくその場にあった最後の一個でした。

フィユタージュ…というほど折り込みは多くないようですが、
それに似たサクサクした生地に、砂糖とバターの風味がよく合っていて、
とても好みの味わいでした。スペシャリテというのも納得です。
ショーケースの様子も撮影させてもらいました。















地域的なこともあって、親しみやすいケーキも多数揃えているようですが、
フランス菓子を主体にしたメニュー構成や味わいはなかなかいいと思います。
私は個人的に、こまめに訪問するのは難しいですが、機会があればまた買ってみたいですね。
催事などへの出店も期待したいと思います。
札幌市西区発寒12条3丁目9-10 TEL011-671-8800
営業10:00~20:00

